業務委託メンバーが定着する組織づくりとは?15分の雑談で信頼を築く方法|株式会社エグゼマッチ・猪谷進介さん

業務委託メンバーが定着する組織づくりとは?15分の雑談で信頼を築く方法|株式会社エグゼマッチ・猪谷進介さん
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業務委託メンバーが定着しない課題に直面した株式会社エグゼマッチ。
短くても頻繁な雑談と、一人ひとりの働き方を尊重する姿勢。そこから信頼を育てた組織づくりを、代表の猪谷進介さんに聞きました。

目次

頻度を重ねて築く、メンバーとの信頼関係

人脈も相談相手もいない独立期は、経営者の方々とのつながりに支えていただきながら乗り越えました。

その経験は企業理念だけでなく、一緒に働くメンバーとの関係づくりにもつながっています。

重視しているのは、1回の会話の長さよりも回数。最初の段階では短くても頻繁に話します。安心して本音を言えるようになったら、徐々に頻度を減らしていきます。

やがてテキストでのやり取りにも変化が表れました。文章の語尾が少し柔らかくなったり、以前より率直な相談が届いたりするんです。

語尾のニュアンスが少しフランクになるだけでも、信頼してくれたんだなと思えてうれしい。信頼関係ができれば、テキストでも本音ベースで言い合えるようになります。

こうした取り組みを続けた結果、メンバーの定着は改善しました。いまでは3〜4年にわたって一緒に働いているメンバーもいます。

Webマーケティングの仕事で築いた関係が、コミュニティ運営の支援にも広がっています。

求めるのは、誠実さと学ぶ意欲

採用で重視しているのは、完成されたスキルだけではありません。私が求めているのは、『誠実さ』と『学ぶ意欲』です。

スキルは経験と学習で伸ばせるもの。一方、相手に誠実に向き合う姿勢や自ら学び続ける意思は、信頼を土台に仕事を進めるうえで欠かせません。

業務委託は、社員と比べて働く時間や場所の自由度が高い反面、関係が希薄になりやすい働き方でもあります。

だからこそ成果だけを見るのではなく、一人ひとりがどのような状況で働き、何を大切にしているのかを知る必要がある。

私自身、朝5時まで働き続けて体調を崩す寸前で会社を辞めました。

画一的な働き方を求めるのではなく、それぞれが力を発揮できる方法を一緒に探したい。そう考えています。

チームで培った関係づくりを、コミュニティにも

短くても接触回数を重ね、少しずつ本音を話せる関係をつくる。この考え方はチームづくりだけでなく、経営者コミュニティの運営にも生かしています。

コミュニティにあるのは、プロフィール掲載や掲示板、オンライン交流会。加えて5〜7人ほどで一人の経営課題を考える壁打ちセッションを行っています。

参加者が知識や経験を持ち寄り、相談者の課題をさまざまな角度から検討する。話し合った内容は後日ドキュメントにまとめ、希望があれば運営側が施策の実行にも伴走します。

課題を打ち明け、一緒に真剣に考える。そこでは、ただ知り合うだけでは生まれない信頼が育つと思っています。

実際に壁打ちをきっかけに後日一対一で話す流れも生まれました。

オンラインでは沖縄やバンコクなど離れた場所にいる経営者ともつながれます。その一方で、関係が希薄になりやすい面も。

だからこそ交流の回数を増やすだけでなく、互いの課題に向き合う機会もつくる。

会員の方には『同業者こそ仲良くしてほしい』と伝えています。同じ業界でも、対象顧客や得意領域は異なるからです。

自社で対応できない相談を適した相手へ紹介したり、リソースが足りないときに協力したり。競争だけではない関係をつくれます。

業務委託メンバーとの15分の雑談も、コミュニティでの壁打ちも、根底にある考え方は同じ。

相手を知り、率直に話せる接点を重ねる。仕事だけを依頼し合う関係から、困ったときに相談できる関係へ変えていきたいと思っています。

信頼は、特別な制度ではなく日々の接点から

15分の雑談は、大がかりな制度ではありません。短い会話を繰り返し、相手の希望に耳を傾け、小さな変化を受け止める。

その積み重ねが長く働ける関係につながりました。

コミュニティで掲げる『信頼あるつながり』も、社外向けのメッセージにとどまりません。業務委託メンバーとの関係でも実践しています。接触回数を重ね、互いを知り、誠実に向き合う。

リモートや業務委託中心の組織では、業務連絡だけで一日が終わることもある。

そんな環境だからこそ、仕事の話をしない短い時間が相手の本音を知る入口になります。

編集後記

業務委託が中心の組織で、人が続かない。猪谷さんが打った手は制度ではなく、15分の雑談でした。

重視しているのは1回の長さより回数。最初は短くても頻繁に話し、本音が出るようになったら頻度を落とします。

信頼ができたかどうかは、テキストの語尾に出るといいます。少しフランクになれば、それが合図。

続けた結果、3〜4年一緒に働くメンバーが生まれました。

採用で見ているのも、完成されたスキルではありません。誠実さと学ぶ意欲です。

朝5時まで働いて体調を崩しかけた経験があるので、画一的な働き方は求めない。一人ひとりの事情から入ります。

リモートや業務委託が中心だと、業務連絡だけで一日が終わる。まず15分、仕事の話をしない時間をつくる。

会社概要

会社名株式会社エグゼマッチ
代表者名猪谷進介さん
設立—
所在地—
事業内容経営者コミュニティの運営、Webマーケティング支援(SEO・サイト制作・SNS運用代行・広告運用)
Webサイト—

会社情報

会社名
株式会社エグゼマッチ
代表者名
猪谷 進介
設立
2025年7月
所在地
〒150-0044 東京都渋谷区円山町5番3号 MIEUX渋谷ビル8階
会社概要
経営者コミュニティ運営事業、Webマーケティング事業

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